小家具でつくる 心地よいコーナー
小家具でつくる 心地よいコーナー
写真やアクセサリーを飾るためにコンソールテーブルを置いてみたけれど、なんだか物足りない。植物やお気に入りの雑貨を並べてみても、どこかまとまりが出ない。
そんなときは小家具をいくつか組み合わせて”ひとつのコーナー”として整えてみるのがおすすめです。

小家具とは、サイドテーブルやスツール、コンソールテーブルなどの小さな家具のこと。
補助的な存在として取り入れられることも多い家具ですが、実は空間に心地よいリズムや奥行きを生み出してくれる存在でもあります。
中でも意識したいのが ”高さの違い”。高さに差をつくることで、ぽつんとしていた一角も自然とまとまりのある景色へ変わっていきます。
植物やオブジェ、アートなど、同じ空気感のものを少しずつ重ねることで、空間にも自然なつながりが生まれます。
今回はそんな「高低差」を意識しながらつくった3つのコーナーをご紹介します。
Scene 1
高さを重ねて、コーナーを整える
グリーンやフラワーベースを飾るためにおすすめの、Coalのフラワースタンド。
今回はフラワースタンドを中心に、ペデスタルテーブルとフロアスタンドを組み合わせて、高さにリズムをつくりました。
植物も高さを変えて複数置きながら、家具同士に自然なつながりが。上に伸びるもの、横に広がるもの、下に流れるもの。種類を変えることで、空間に軽やかな立体感が生まれます。
壁面や空白の気になる場所には、コンソールミニやフォトフレームを添えて。高さを少しずつ重ねることで、空間全体にも自然なつながりが生まれます。
小家具を2つ、3つと組み合わせることで、何もなかった場所が、少しずつ「好きな景色」へ変わっていきます。
Point
- 「高い・低い・中間」を意識するとまとまりやすい
- 植物も高さや広がりを変えるとリズムが生まれる
- 壁面も使うことでコーナー全体に一体感が生まれる
Scene 2
仕切るだけで終わらせない
空間の間仕切りとして活躍するマルチスクリーン。 ”仕切る”だけではなく、小家具を重ねることで、心地よいコーナーをつくることができます。

before

after
2面スクリーンとサイドテーブルだけの空間に、高さ違いのサイドテーブルをプラス。さらに、スクリーンにもグリーンを吊るして空間にもさりげない、つながりを加えました。
高さを分散させることで、視線に流れが生まれ、空間に立体感が加わります。
サイドテーブルに飾るものも高さを少し変えることで、それぞれがまとまりながら、全体にも統一感が生まれます。
Point
- ファブリックを外すと抜け感が出て軽やかな印象に
- 植物を吊るすことで程よい目隠しにも
- 少し寂しい場所にはペンダントライトを一灯添えるのもおすすめ
- 高さだけでなく前後差をつけると立体感が生まれる
Scene 3
壁際の”間”を整える
3つ目のシーンは、壁面にシェルフを取り付けた空間。

before

after
大きな植物は床置きでも絵になりますが、小ぶりな植物だけだと、シェルフとの間が少し寂しく見えることもあります。
そんなときは、植物を床置きにせず、サイドテーブルや小さな台に載せて高さを加えます。
横並びにきっちり揃えるよりも、少し高さを変えながら配置することで、抜け感のあるすっきりとしたコーナーに整います。

さらに足元へ灯りを添えることで、空間にやわらかな温もりも。
壁、床、その中間。高さをゆるやかにつなげることで、壁際にも自然なまとまりが生まれます。
Point
- 床置きだけでなく少し高さを加えるとまとまりやすい
- 壁・床・中間の高さをつなぐとコーナー感が出る
- 灯りを加えると空間にやわらかな奥行きが生まれる
- 少し余白を残すと軽やかな印象に
小さな一角から、空間は変わっていく
何かを飾る理由は、特別なものでなくていい。
「なんとなくこの場所を好きになりたい」
「お気に入りのインテリアを、心地よく飾りたい」
そんな気持ちからでも、空間は少しずつ変わっていきます。
高さを少し変える。
お気に入りを重ねる。
ほんの少し灯りを添える。
それだけで、いつもの一角に自然とリズムや奥行きが生まれていく。

小家具は、その”整えるきっかけ”をつくってくれる存在です。暮らしに合わせて少しずつ動かし、組み合わせながら楽しめるのも、小家具ならではの魅力。
景色を育てていくような感覚で。季節や気分に合わせながら、心地よいコーナーづくりを楽しんでみてください。


