NEW! イララバスケットを入荷しました
オンラインストア限定販売のイララバスケットが入荷しました。アートの様に飾ったり、小物を入れて使っても素敵で便利なイララバスケット。
今回はそのイララバスケットが作られる背景や、作り手の想いをご紹介します。
ザンビアの大地で生まれた機能的なバスケット
デコレーション雑貨として世界での需要が高いイララバスケット。実はこのバスケット、ザンビアにある小さな村の女性が農作物を頭にのせて運ぶためのバスケットなんです。トウモロコシなどの穀物を運んだり、それらを選り分けるために使ったりと、農作業用として現在でも使われています。
では、アフリカの小さな村で使われているバスケットが世界から注目されたきっかけは何だったのでしょうか?
トンガ工芸センター
ザンビア南部のトンガは、元々高度なバスケット技術で世界的にも有名でした。世界中のアーティストや工芸作家がその技術の影響を受けています。
1980年代、ジンバブエのビンガ村に、デンマーク政府が「トンガ工芸センター」を創設しました。この工芸センターは伝統的な工芸(バスケット、ドラム、彫刻、陶芸、ビーズ細工)を未来へ継承するため、そして女性の人権を守るために創設されました。手仕事が美しく、一度見ると忘れられない特徴ある紋様のバスケットは、今では世界中から愛され、年間数千個を輸出しています。
強く、自信を持って生きる女性たち
トンガ国は干ばつや貧困に見舞われやすい気候風土なため、バスケットや工芸品の創作はトンガ族の女性の人権、生活、そしてその家族を支えています。
このバスケットには作り手であるアフリカの女性たちの「女性であること、働くことの喜び」、そんな想いが込められています。バスケットを手に取ると、彼女たちの独創性や、まるで機械で作られたかのような正確で密度の高い編み技術に驚かされます。
モダンやヨーロピアン、そして伝統的な日本の暮らしにもすんなり馴染む、温もりを感じるプロダクトです。ディスプレイや小物入れなど、様々な使い方でお楽しみください。