amuco ラタンバンブー カントーク sunflower - タイで見つけた、暮らしにしっくり馴染む手しごとのかたち

タイで見つけた、手しごとのかご「amuco(アムコ)シリーズ」は世界のどこかと繋がるような、そんな日用品をそっと生活に取り入れてみたい方におすすめです。
収納やお出かけに気軽に使えるのはもちろん、ひとつ取り入れると、日常にほんの少し異国の空気が混ざり、世界がふっと広がるような感覚に包まれます。そんな小さな変化が、日々の暮らしに心地よい余白をもたらしてくれます。
今回買い付けを行ったタイは、東南アジアに位置し、豊かな自然と長い歴史を持つ国。熱帯の自然素材が豊富で、ラタン(籐)や竹は昔から生活用品や家具、バッグなどの手工芸品に幅広く使われてきました。
伝統を感じつつ、現代の空間にも馴染む使い方

「ラタンバンブー カントーク sunflower」は、現地の職人が一つ一つ丁寧に編み上げた、温もりあふれる一点もの。軽くて丈夫なラタンと竹を組み合わせ、自然の素材そのままの風合いを生かした小さなテーブルです。暮らしに根ざした手しごとが息づく形は、日常にそっと寄り添ってくれる存在です。

カントークは、タイ北部やラオスなど、ラーンナー文化圏と呼ばれる地域で古くから使われてきた、脚付きの円形のお膳のこと。日本で言うと、「ちゃぶ台」や「お膳」に近い存在で、家族で囲んで使うローテーブルのようでもあり、一人一人の膳としても使われる、暮らしに寄り添う食卓道具です。
タイで実際に使われているような、お皿や器をのせる使い方や、ちょっとしたお菓子や果物をのせるコンポート皿のような使い方も◎

キャンドルやお気に入りの雑貨をのせたり、お花を生けた花器をのせる花台にもおすすめです。お店の什器としても◎
伝統的な台ですが、日本の空間にも馴染むような風合いがあるので、暮らしの中で気軽にお使いいただけます。
放射状の美と構造が響き合う手仕事
ラタンで丁寧に編まれた本体は、しっかりとしたつくりながらも、どこか懐かしさと温もりを感じさせる佇まい。お皿を載せる天面には、中央からぐるりと放射状に広がる「コイリング(巻き編み)」が施されており、ひまわりのような力強さと繊細なリズムが調和しています。
自然なラタンの色合いが生み出す、うずまき模様のような濃淡が、素朴な佇まいの中にも職人の手仕事の温もりを感じさせます。縁には、しっかりと巻き編みが施されており、指先が触れたときにはやさしい感触とともに、安心感も添えてくれます。

側面は、垂直に立てた柱状の支柱に、2段の横ラタンを丁寧に巻き付けることで、全体の構造をしっかりと安定させています。下に向かって広がるテーパー形状は、重心を低く保ち、転倒しにくい安定感のあるデザインに。

さらに天面の裏側には、木材で補強を施し、目に見えない部分にも耐久性への配慮と、手間を惜しまない職人の技が息づいています。
職人が丁寧に編み上げた、暮らしに根ざしたラタンと竹のバスケット

他にも、タイで買い付けたかごを多数ご用意しています。
同じように高さを生かしたディスプレイを楽しみたい方には、《カントーク herringbone》や《フラワーボウル》もおすすめです。
《カントーク herringbone》は、《sunflower》よりも深みのある色合いで、ナチュラルな空間にほどよいアクセントを添えてくれるデザイン。
あえて高さを出すことで、レイアウトに奥行きやリズムが生まれ、空間が引き締まります。
日常の風景に、少しだけ特別なニュアンスを加えてくれる存在です。
ぜひお気に入りのひとつを見つけてください。
その他のamucoシリーズはこちら
商品仕様
| サイズ |
約φ305 H170mm / 重量:約415g ※個体差あり |
| 材質 |
ラタン(籐)、竹 |
注意事項
- 本製品は天然素材(ラタン・竹)を使用し、一つ一つ手作業で編まれています。そのため、サイズや形、色合い、編み模様には個体差があります。手仕事ならではの風合いとしてお楽しみください。
- 自然素材特有の節や色むら、小さな傷、毛羽立ち、ささくれが見られることがありますが、いずれも素材の性質によるものです。
- 無理に強い力を加えたり、重いものを詰め込んだりすると、破損の原因となる場合があります。荷物の量や重さにはご配慮ください。
- 持ち手や縁などに、まれにひび割れが生じることがあります。衣類のひっかけや手指のケガには十分ご注意ください。
- 水濡れや湿気の多い場所での保管は、カビや変形、色落ちの原因になります。風通しの良い場所で保管してください。
- 長期間使用しない場合は、直射日光を避けて陰干しし、通気性の良い布などに包んで保管してください。