ふだんのお手入れ
毎日使うソファは日々の暮らしにくつろぎを与えてくれる大切な家具です。いつまでも味わい深く、気持ちよく、長くご使用いただくための正しいお手入れ方法を生地、クッション、木部別にご紹介します。
日常的なお手入れとしては、掃除機などのご家庭の掃除道具で可能です。ただし、汚れは長時間放っておくと取りにくくなるので早めの対処を心がけましょう。
帆布 / コーデュロイ
- ほこりなど表面の汚れは掃除機やブラシなどで取り除いてください。
- 粘着ローラーはやさしく、ゆっくりとかけてください。
- 両手でパンパンと叩き空気を入れると、形が整いふわっと本来の姿に戻ります。
- 飲み物などをこぼした際、帆布は絞った布巾などで叩くようにして拭き取ってください。コーデュロイは瞬時に染み込みますので、こすらずタオルで押さえるように水分を取りましょう。
- 直射日光は色抜けが進んでしまいますので避けましょう。
- アイロンがけは問題ありませんが、当て布を使いましょう。
その他のファブリック
- ほこりなど表面の汚れを掃除機やブラシで取り除いてください。
- 粘着ローラーは生地を痛める原因となりますのでおすすめできません。
- 飲み物などをこぼした際は、よく絞った布巾などで叩くようにして拭き取ってください。
オイルレザー / ヌメ革オイル仕上げ
チリやホコリが付きやすいので、日常のお手入れは柔らかいタオル、ブラシなどで表面を軽く叩いたり、掃除機でほこりを取り除きます。
- 表面と縫い目の間などのホコリを入念に掃除機で取り除いてください。
- 掃除機をかけると空気が入れ替わり湿気防止にも繋がります。
- 飲み物などをこぼした際は、絞った布巾で叩きながら拭き取りましょう。
- 乾燥によるヒビ割れ防止のために、定期的にレザー用のメンテンス用品でお手入れしてください。
- 天然皮革のため、個体差による若干の色合いや天然傷(ナチュラルマーク)がありますが、商品の特性として予めご了承ください。
- 直射日光は変色の原因となりますので避けましょう。
- 靴用などのクリーナーも変色の原因となりますので厳禁です。
クッション
- 綿や羽が寄らないよう、定期的に全体を叩いたり揉んだりするとふっくらと元の形が整います。
- 湿度の高い時期は、晴れた日に陰干しすることで中の湿気が抜けます。
- 上図は全ての生地に共通するお手入れ方法です。飲み物などをこぼした時は生地別の内容を参考にしてください。
木部 / 金属部
- 乾いた柔らかい布で、表面のほこりや汚れを落とします。
- オイル塗装のテーブルは水拭きを避けましょう。
- 木部の表面がかさついてきたらワックスをおすすめします。
- 金属部分を水拭きする場合は、かたく絞った布で汚れを拭き取り、水分が残らないよう必ず乾拭きしてください。
木部のアームレストに熱いものや水滴のついたグラスなどを直接置くと、輪染みの原因になりますのでご注意ください。