RIKI ALARM CLOCK ブラウン

ブラウンの木色がシックな、
RIKIシリーズの卓上アラームクロック

艶のあるブラウンカラーと、やわらかな丸みを帯びたフォルムが美しい「RIKI ALARM CLOCK（リキアラームクロック）」ホワイト。
ジャパニーズモダンデザインのパイオニア・渡辺力氏が、レムノス社と共に手がけた代表作「RIKI CLOCK（リキクロック）」をもとに、卓上用として設計されたアラームクロックです。

フレームはブラウン。コンパクトながら品のある佇まいは、暮らしに馴染みながらも、ふと目を留めたくなるような美しさがあります。

視認性とデザイン性を兼ね備えたバランスの取れたアラームクロック

RIKI ALARM CLOCKは、デスクやベッドサイドなど、身近な空間にぴったり寄り添うアラームクロック。大きめのアラビア数字とメリハリのある書体が視認性を高めるとともに、フレームの斜めカットが視線を自然に中心へと導きます。針の太さや長さも細かく調整され、見やすさと美しさが絶妙に調和したデザインに仕上げられています。

小さくても、その実用性と愛らしさ、そしてミニマルな魅力がしっかりと表現された一台です。

RIKI ALARM CLOCKには、2種類の書体があります。力強くメリハリのある書体はナチュラルとブラウン、軽やかなイタリック調の書体はホワイトとグレー。4色からお好みに合わせてお選びいただけます。

熟練の職人によって生み出された、滑らかなフレームには盤面に向って斜めカットが施され、シャープでありながら角度によってやわらかな陰影を生み出します。平面的にならず、奥行きと存在感を生む立体的なデザインは、空間に映えるアクセントとなり、ナチュラルからモダンまで、どんなインテリアとも好相性です。

スイープセコンド（秒針が滑らかに動く仕様）による静かな運針は、音を気にせず使えるため、寝室や書斎などの空間にもぴったりです。

美しさを損なわない工夫で、自立するアラームクロック

一見するとフレーム全体が曲線で構成されているように見えますが、底面は奥に向かって八の字のように広がる絶妙な平面設計。
これにより、台座がなくてもしっかり自立しながら、正面からの美しい曲線ラインは崩さず、見た目と機能性の両立が実現されています。

さらに、底面には目立たない位置に滑り止めが配置されており、デザインを損なうことなく安定感を確保。実用性も見据えた、暮らしをイメージした細やかな気配りが感じられます。

長く愛される渡辺力氏のデザイン

「RIKI CLOCK」シリーズは、日本のモダンデザインの礎を築いた渡辺力氏が90代に入ってもなお、ライフワークとして意欲的に取り組んだプロダクトのひとつです。晩年にもその想像力は衰えることなく、彼のデザインしたクロックやウォッチは、現在も多くの人の暮らしに美しい時間を届けています。

戦後の日本のデザイン黎明期において、プロダクトデザインを支えた渡辺氏は、調和・景観・視認性といった視点を大切にしながら、時計という道具に美しさと機能性を共存させました。
「日比谷第一生命のポール時計」は、渡辺氏の自他ともに認める代表作として知られ、その後のパブリッククロックの在り方にも大きな影響を与えました。そのデザインは、国内外の建築家やデザイナーからも高く評価され、今もなお支持されています。

「RIKI CLOCK」シリーズは、時間を知るための道具であると同時に、空間に穏やかに寄り添う存在でもあります。視認性と美しさ、どちらも妥協しないその佇まいは、見るたびに心に残り、長く大切にしたくなる時計です。

RIKI ALARM CLOCK ホワイト

RIKI ALARM CLOCK グレー

RIKI ALARM CLOCK ナチュラル

商品仕様