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帆布カバーを手洗いしてみると...

帆布カバーを手洗いしてみると...

「大切なソファに水やコーヒーをこぼしたら!?」「シミになるのが心配」など毎日共に過ごす家具だからこそ、汚れに対して不安になってしまいます。 

そこで今回、当店のソファで使用している帆布生地に水とコーヒーをこぼしたシチュエーションで水洗い、手絞り、そしてアイロンを当てた場合の実験と検証を行いました。

ご参考までにご覧ください。

こちらは突然の汚れに対しての部分的な手洗い実験です。家庭用洗濯機の丸洗いをお勧めするものではありませんのでご了承下さい。丸洗いの場合は専門業者やクリーニングをお勧めいたします。

 

水をこぼした生地の状態


帆布は表面にワックスがかかっているため、新品の状態では撥水効果があります。このように液体は玉状になって転がります。

 

水をこぼした瞬間 (左図) → 30分放置 → その後拭き取る (右図)

 

コーヒーをこぼした生地の状態


水をこぼした際と同じ条件でコーヒーもこぼしてみました。このように液体は玉状になって転がります。

 


コーヒーをこぼした瞬間 (左図)→ 30分放置 → その後拭き取る (右図)

 

コーヒーも水と同様、30分放置してもシミになっていません。
ワックスのかかっていない裏面については、表面に比べて水もコーヒーも浸透しやすいです。

 

飲み物をこぼした場合の応急処置
  • 液体は玉状になって四方に転がるので、大きなタオルで覆って広がりをおさえる。タオルがなければティッシュペーパーでも。ティッシュや小さめのタオルの場合は、大量にかぶせ、こすらず押さえると浸み込まず、跡が残りにくい。

  • 水をこぼして四方に広がると最初に中心を拭こうとしますが、座クッションカバーや背クッションカバーの縁や隅から優先的にタオルで押さえ、裏面に水がまわらないようにすると尚良い。

  • パイピングが付いている縁やファスナー部分には隙間があり、内側は生地の断面となるため水分が浸透しやすい。

 

洗濯した際の生地の状態


帆布はドライクリーニングが可能ですが、万が一ご自身で洗濯する際に生地がどのような状態になるかを以下でご覧いただけます。

 

水洗いの後、手で絞った状態

 
手で絞った後に、開いてみた状態

脱水をかけすぎるとシワが残るので脱水は軽く、その後バスタオルなど大きめのタオルで挟みましょう。タオルドライで布地を伸ばしながら水分を取った方が後々のアイロンがけが楽です。

 
陰干しの状態

帆布は素材としては丈夫ですので今回の実験でも「パンパン!」と音がなるぐらい引っ張り、水分を飛ばしてから自然乾燥しました。それでもシワは残ります。

アイロンをあてた状態

乾いた後は、中温であて布をしながらアイロンがけをしました。最初は裏面から、そして表面にかけました。

あて布を使用せずにアイロンがけすると (特に表面からかけると)ワックスが一瞬白化します。温度が下がると透明になり跡は残りますが、ピシッと仕上がります。表面がかなり熱くなるので、あて布の使用をおすすめします。
水洗いで縮んだ部分もアイロンがけで生地が伸び、もとに戻ります。

ご家庭に小さいお子様やペットがおられる場合、シミや汚れが心配ですが今回の実験でANTRYの帆布生地は水やコーヒー汚れに対して早めの処置を心がける事でシミになりにくく、部分的な水洗いならば可能な事が分かりました。

水やコーヒーとは異なり「糖分」「塩分」「油分」が含まれる液体(例: ジュース、醤油、ラー油)の場合、表面張力が壊れやすく液体が生地に染み込むスピードが早まるなど、浸透性に違いが出る事があります。


長年の使用や、手洗いを繰り返すことで表面のワックスははがれ、撥水効果は落ちます。こちらの実験結果が常に保たれるとは限りません。保証をするものではありませんので予めご了承ください。


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